アトピー体験談⑤妊娠中につわりで悪化し、出産後に再発。
アトピー体験談④の続きです。
◆妊娠でアトピーが悪化!第一子の時と色々違った!
一人目と何が違ったのかというと「つわり」の症状です。
一人目の時のつわりは結構ひどく、吐き悪阻で寝たきり。食べられるものは毎日トマトとブロッコリー。それだけでしたが、お野菜やフルーツ、ヘルシーなものを好んで食べていました。
しかし二人目の時もつわりはひどく、同じ寝たきりの吐き悪阻なのですが食べられる物が全然違います。
それは、袋ラーメン、スナック菓子、駄菓子です。
アトピーの方は聞いただけでも「あちゃー・・・」って感じの物ばかりですよね。
妊娠、つわりの度に嗜好が変わる事もあるそうですが本当です。
しかしなんとまぁジャンキーなものばかり・・・
アトピー経験者の私も当時、あまり体に良くないのは重々わかっていたのですが、なんせ悪阻。
寝たきりでしんどくて辛くて、何も食べられないけどそれだったら何とか食べられる!!
オエーっとなり、泣きながら這いつくばってキッチンにあるスナック菓子を開けて食べていました。
悪阻を経験した方なら少しはわかって頂けるかもですが、本当に辛い日々でした。
しかし毎日そんな食生活を続けていると・・・。やはり体に良いわけがありませんよね。
小康状態を保っていたアトピーの症状が少し出てきてしまい、アトピーの症状に加えて顔のフェイスラインに原因不明の湿疹がでてきてしまいました。
しかしこの時もステロイドは使っていません。
とにかく顔が痒くて痒くてたまらず、夜中無意識に掻いてしまいます。
爪を立てて掻いてしまっているので、勿論顔は傷だらけ・・・。
なんとその頃、上の子の幼稚園入園式を間近に控えており、こんな顔で子供の入園式の写真に載るなんて・・・と、物凄く悩んだ記憶が有ります。
そんな中、つわりも無事に数か月で終わり、食生活もお野菜中心の体にいい物を心掛け、なんとか入園式も終え、そしていよいよ二人目を無事出産します。
産後すぐは特に目立ったアトピーの症状も無かったのですが、
退院して自宅に戻って一か月程経った頃・・・。
じわじわと、大きな波がやって来るのでした
◆第二子出産後にアトピー再発!大爆発!
第二子出産後、一か月程して自宅に帰ったあたりでしょうか・・・。
ん?なんか痒い。痒い。
首も腕も脇もヒザの裏もかゆいかゆいかゆい。アトピーだった部分がかゆい。
そしてなぜかわからないけど、また顔も腫れている・・・瞼も腫れて赤い!!!
一人目の時は特に産後も穏やかだったのですが、二人目の出産後はアトピーが完全に再発してしまいました。気づけばまた常に掻きむしっています。
数年前に脱ステロイドもして、しばらく何とか小康状態を保っていたのに・・・
「なんで?なんで?産後いきなり体質が変わってしまった?」
そんな事を思いめぐらせ原因を考える日々。
ふと、思い当たる節が。
「そういえば第二子妊娠中のつわり期間の食事メニュー、ひどかったな・・・」
そうです、袋ラーメンカップラーメン、スナック菓子に駄菓子。
もちろん好き好んで食べていた訳ではないのですが、もしかしてその反動が今きてしまっているのでしょうか?
真相はよくわかりませんが、一人目の時との違いは悪阻の期間中に食べたものが違う、あとは一人目は女の子、二人目は男の子、違いはそれだけでした。
それか、もしかしたら本当に今回の出産で体質が変わってしまったのかもしれません。
とにかく全身アトピー症状が復活しました。
五年ぶりの育児。
私も第一子出産から五年も歳を取っているわけで、やはり体力的にもしんどくて、新生児の24時間体制のお世話もあり、寝不足もピークです。
追い打ちをかけるように、意味不明のアトピー大爆発。
夏だったので汗でもかゆくなってしまって、色々積み重なりかなり精神的にもイライラ追い詰められます。
ストレスがMAXになり、思わず泣きながらお母さんに電話をしてアトピーのことをぶつけると、
母 「また、皮膚科に行ってみたら・・?」
私 「皮膚科なんて行ったってまたステロイド渡されるだけじゃん!せっかく7年前に脱ステロイドしたのに、また今更塗ったらバカみたい!」
母 「もうあれから何年も経ってるし、今なら違うアドバイスをされるかもしれない。新しい病院に行ってみて、きちんと相談してみては?なによりあんたのストレスを軽減しないと、イライラしてると子供にも良くないよ。」
・・・そう言われました。
もう二度とステロイドなんて塗るもんか!って思っていました。
私のアトピーは、脱ステロイドに成功したから無くなっちゃったかも!って思っていました。
だから、この状況がものすごく悔しかったです。
でも今、一番に優先して考えないといけないこと。それは、私と子供が笑顔で過ごせること。
もう私ひとりの生活ではありません。
私は家族みんなの「お母さん」なのです。
いつも明るく、できるだけアトピーによるストレスをなくし、毎日笑顔で子供たちと接したい。
そして考えて考えて、私が下した決断は・・・。
アトピー体験談⑥に続きます。